ガラパゴス諸島 クルーズ記
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行きたい島が決まったら、クルーズ船で寝泊りするか、ホテルに滞在して日帰りで色々な島に行くかを決めます。ガラパゴスは意外に大きいので、基点の島(サンタクルス島)から離れた島に行くには、日帰りでは難しい場合があります。効率的に島巡りをしたいなら、クルーズ船に宿泊しながら色々な島を巡る方法が一番です。
クルーズ船のプランでは、3泊4日、4泊5日、7泊8日の3コースを設定している船が殆どです。また、大型船から小型ヨットまで、様々なタイプがあります。乗り物酔いする人は、大型船が良いと思われます。
大型船のメリットは、@速いので、遠くの島にも行けるし、1日に2つの島を見られる。A船内の設備が整っている。Bシュノーケリングや船内パーティーなどオプションが充実している。などが揚げられます。逆にデメリットとしては、@90〜100人と人数が多いので、上陸までに多少時間がかかる。A他のお客さんやスタッフとの距離感がある。B上陸時の人数も多いので、孤島に来た感じが薄れる。…などでしょうか。これは小型船のメリットにもなります。
ちなみに私は、サンタクルス号という大型船に乗りましたが、デメリットはあまり気になりませんでした。むしろ、同じ大型船でもそれぞれに個性があるので、そちらを重視したほうがいいと思われます。私たちは日程重視だったため、多少古いことや食事などには目をつぶりました。
設備が重視であれば、船が豪華なガラパゴス・エクスプローラー号がいいと思います。2001年に就航したセレブリティ・エクスペディションなどの超高級クルーズ船などもあります。
 
★サンタクルス号の日程および航路(2009年度)

料金は
年々高騰していると思われます。数年前の料金とは1.5倍ほど違っている場合もありますし、もともと安い船は2倍近くになっています。概ね、一人1泊2万〜7万円と思っていただければ…
クルーズ船の料金には、食事、ガイドの料金、空港〜桟橋のトランスファー、水・コーヒーなどのソフトドリンク類が含まれています。含まれないのは、サーチャージ(廃止になっている場合もあり)、アルコール類などの有料の飲み物、入島税100ドル、ガラパゴスまでの航空運賃などです。殆どの船がシュノーケリングをする時間をとってくれますが、道具のレンタルは船によって有料のところもあります。サンタ・クルス号は無料でした。
船の中では、毎日様々なイベントが開かれます。天体観測、学習会のようなものから、サングリアを飲む会、赤道通過パーティー…(刺身がおつまみになったこともありました。)まあ、アルコールは有料なので、そんなに大勢は集まってませんが…

人気の船などは、1年前でもすでに予約が入っています。私たちも8ヶ月前に手配をしたのですが、キャンセル待ちでした。なるべく早めの時期より検討したほうがいいでしょう。
ガラパゴスのクルーズ船はキャンセル規定が非常にきつく、予約金を払った段階でもうキャンセルは有料になり、予約金は返ってきません。さらに、60日前を切ると、100%の金額がキャンセル料としてチャージされてしまいます。無料の変更も、よほどの事情がないとできません。本気で行く覚悟が出来たらお金を払う、ということでしょうか。

時間が多いにある人は、サンタクルス島プエルトアヨラのクルーズ専門代理店で申し込むのが一番安く済みます。クルーズ直前にはダンピング(値下げ)されるものもあります。けれど、コースや船の設備の良し悪しなどは、事前にある程度知識を入れておかないと判断が付かないでしょう。
グアヤキルやキトでも、旅行会社を直接当たってクルーズを探すことも出来ます。
これはあくまで「時間があって、特にこだわりがない人」の手段であり、目的がはっきりしている人や日程がタイトな人は、やはり事前予約することをおすすめします。

クルーズ船は50以上ありますが、希望の島をすべて巡るもの…と探すと意外に少ないものです。また、小型で安い船は、あまり良いルートを取らないものが多く、スケジュールの良し悪しが価格に大きく反映されているのかと思います。ルートは毎年変更されるようです。
ルートの良し悪しの判断をするには、やはりガラパゴス各島の生態系について知っておくことが非常に有用です。リンクに参考文献がありますので、検討の際に是非読んでみてください。
以下のサイトなどを参考にして、お好みの船を捜して見てください。

 ★大型船…M/V Santa Cruz  Galapagos ExplorerU Galapagos Legend Celebrity Xpedition
 ★クルーズ船の検討に役立つサイト… Colombus Travel
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船が苦手だったり、のんびり島で過ごしたいという人は、ホテルに滞在するのもいいと思います。
私たちは、3泊4日のクルーズ船に乗船した後、サンタクルス島に2泊しました。なぜかというと、希望の島を網羅するクルーズ船が1隻も見つからなかったため、クルーズで回りきれなかった場所に日帰りで行くことにしたからです。
結果、行きたかった島、見たかった動物全てを拝めました。こういう方法もアリです。

ホテルはサンタ・クルス島のほか、サン・クリストバス島、イサベラ島、フロレアナ島にあります。
多いのはサンタクルスのプエルトアヨラで、日帰りツアーやホテル独自のツアーなども豊富です。
サンタクルス島からの日帰りクルーズに多いのは、プラサ島、ノースセイモア島、サンタフェ島、バルトロメ島など、比較的サンタクルス島から近い島ですが、イサベラ島やエスパニョラ島など遠くに行く船もあります。ただし、この船も毎日出ているとは限りません。早めの予約をするか、島に滞在しながら気長に空きを待つなどしなければならないでしょう。料金はまちまちですが、100ドル前後〜ぐらいかと思われます。私たちのプラサ島へ行くツアーは、ちょっと高くて160ドルでした。(2009年)
「プエルト・アヨラで船主と交渉し、行き先と代金を決めてうんぬん…」という方法も聞きますが、そういった方法はあまりメジャーではありません。さらに、プラサ島やノースセイモア島などの人気の島は、たいていイタパカ桟橋から出発します。つまり、船主はプエルトアヨラ港にはいない可能性が高いということです。

確実に日帰りクルーズするなら、ホテルが主催する滞在型ツアーです。宿泊、食事、ツアーすべて込みの料金で、3泊ぐらい〜取り扱っています。ホテルのホームページで確認できます。

また、例えばイサベラ島に滞在すれば、イサベラ島のハイランド地方に馬で行くツアーなどもあるので、これも一興です。通常のクルーズ船滞在ではなかなか難しく、価値があります。
また、1日1本程度の定期船(片道30ドル)や、プライベートフライトなども扱っているところがありますので、アイランド・ホッピングに応用してみてはどうでしょうか。
 ★世界一周の途中でサンタクルス島・イサベラ島・サンクリストバル島のみのアイランドホッピングをされたゆめぽろさんのHP

ガラパゴスのホテルは、いわゆる「安宿」のHPがあまりありません。つまり、予約もおぼつかないので、宿泊費を切り詰めたい人は現地で探すしかないようです。
全くどこも空いていないということはないでしょうが、保障はしませんよ(笑)

予約や問い合わせの際に注意することは、「
エクアドルのホテルは、メールの返事をくれないことが多い。」ということです。3箇所問い合わせましたが、1通も返事はきませんでした。ホテルは自分で手配するつもりだったのですが、メールを何度書いてもなしのつぶて・・・。昼夜逆転しているエクアドルに電話で問い合わせるのもいかがなものかと思い、諦めてナウタルーツさんに一任しました。こんなところも、やはり現地の会社を通すのはいいなぁと思いました。

 ★ホテルリスト 
 ★プライベートフライト・・・Aero Taxi EMETEBE
 ★安宿口コミなど…VIVA!(Ecuador編) 
 ★ホテル・その他ガラパゴス情報サイト
  …Galapagos Islands.com/Galapagos Travel Adviser/Galapaguide/The best of Ecuador.com/Hotel Trail
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ガラパゴスは、知る人ぞ知るダイビングスポット(らしい)です。私はやらないのでよく知らなかったのですが、確かにマンタやハンマーヘッドなど、大型の生物が沢山いますし、海洋区としても世界遺産登録されています。私たちも数十分程度のシュノーケリングで大きなサメを見ました。
上陸観察クルーズの船では、ダイビングが出来ません。シュノーケリングは、船によると思いますが、私たちの乗ったサンタクルス号3泊4日クルーズでは毎日出来ました。私のように、上陸観察オンリーが目的だと逆に浮いているのでは?と思った次第です…
ダイビングは、上陸観察とは別の「ダイビングクルーズ」として扱われ、上陸観察が出来ないダーウィン島など、比較的遠くの島の沖で行なわれるものが主流のようです。地図に、ダイビングのポイントが載っていますので、ご参考にしてください。ガラパゴスを扱う現地旅行会社では、たいていダイビングクルーズも扱っていますので、詳しくはお問合せしてみてください。(すみません、やらないと情報が無く、載せられないもので…)
  ★スキューバ・イグアナ(ナウタルーツさんがキト・オフィスになっています)
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