ガラパゴス諸島 クルーズ記
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ガラパゴスへ行こうと決心が固まったら、まずは旅行時期を検討します。
ガラパゴスのハイシーズンは、雨期(夏)にあたる1月〜4月です。この時期には鳥の繁殖などが見られます。波も比較的穏やかだそうです。また、欧米諸国がバカンスに出かける6月中旬〜8月も予約が取りにくく、船によってはハイシーズン料金を設定しています。この時期は少し寒くなるため、ペンギンの見られる可能性が高くなります。ただし波が高く、船に弱い人は要注意です。

日本からの航空券は、もちろんGWや年末年始に高騰します。ねらい目は4月およびゴールデンウィーク開けの5月、航空券が安い11月後半〜12月上旬です。

ガラパゴスに行くのに必要最低限の日程は7〜8日間、できれば10日間は欲しくなるかもしれません。
ガラパゴスのクルーズはどれも1日1〜2箇所の観察しか出来ないですし、島の交通はタクシー以外利用価値が低く、1日に沢山見て回るのが難しいのです。ゆっくりとしたスケジュールが望ましいと思います。
もちろん、1ヶ月滞在可能なら、殆どの島を見て回れるでしょう。飽きることなく、余裕があればあるほど楽しめる場所だと思います。

私たちの旅行日程は、PDFでご覧いただけます。
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日本発のガラパゴスパッケージツアーは幾つもありますが、どれも非常に高額です。安く行きたいのであれば、少し手間ですが、航空券はご自身で取って、あとは現地の旅行会社をあたるのがいいと思います。様々なアドバイスをくれますので、大変心強いはずです。
よく、「現地のインフォメーションでホテルもクルーズも手配する。」という話を聞きますが、ガラパゴス滞在の目的がはっきりしている場合は、全て予約してから行かれることを強くお勧めします。ガラパゴスは本当に混んでいるし、船やホテルの数も限られていますから、忙しい日本人は特に…

時間の成約のない人は、現地でゆっくりしながら空きを待てば、安くあげる方法は見つかると思います。宿も10ドルぐらいからあるようですし、キャンプも出来ます。クルーズ船も、特にこだわりがなければ何かしら見つかると思います。ガラパゴスは、ネットなどに安い情報が載らないし、安宿はHPを作成していない場合が多いので、現地で情報収集するしかありません。何度も言いますが、時間のない人には、向いていません。
*安宿口コミなど…VIVA!(Ecuador編)

私はこれまで何度か、日本での情報収集が難しいマニアックな場所を訪れました。情報が入手できない場合、しばしば現地手配をお願いするために日本人コーディネーターを頼ったのですが、結構イヤな思いをすることが多かったため、今回も警戒はしていました。しかし、ガラパゴスの問い合わせの際に、ぞんざいな対応をした会社はありませんでした。どの会社でも非常に丁寧で、結構びっくりしました…(口コミでも、ガラパゴス手配に関して酷い会社だったという話は聞いたことがありません。)
クルーズ料金は統一されているため、会社によって料金の差はさほど出ません。クルーズ以外のトランスファー・エクスカーションなどの料金、相性やタイミングといった要素で決めればよいのではないでしょうか。
私は、一番情報を多く出してくださったナウタルーツさんに決めました。対応も一番早く、ホテルやオプショナルのお値段も非常に良心的でした。本当はクルーズ船の手配だけお願いしようと思っていたのですが、安心してお任せできそうだと早い段階で感じていたため、結局エクアドル滞在中の手配をすべてお願いしました。旅行直前に、新型インフルエンザ騒ぎで行く行かないのゴタゴタになったときも、最善の方法を提示してくださいましたし、やはりすべてお任せしたのは良かったと思っています。
*このサイトは出来るだけ多くの情報を掲載することを目的としていますので、他の旅行会社さんのリンクもリンクページに掲載します。
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ガラパゴスに滞在する場合、その旅行スタイルで金額的には大きな差が出ます。
8〜9日間で比較すれば、日本のパッケージであれば60万以上ですが、現地の会社にパーツのみをお願いすれば30〜40万程度で行けるでしょう。さらに、時間に制限のないバックパックスタイルであれば、7泊8日の超安〜いクルーズをしたとして30〜40万程度(航空券込み)で2週間位は滞在することが出来るはずです。
航空券は航空会社や季節により変動しますが、日本−ガラパゴス往復では15〜25万の間ぐらいでしょうか。空港諸税や入島税などがあわせておよそ200ドルほど必要なことも忘れないで下さい。


私たちの旅行にかかった費用を、こっそり掲載します。私たちは休暇を利用した旅行でしたので、10日間という制限の中で確実に行きたいところへ全て行くために、料金にはこだわらないことにしていました。(このためにしばらく旅行をガマンしていましたから…)もっと安くも出来ると思いますが、ガラパゴスに5泊できて、キトやNYやLA観光までして、10日間でこの値段なら、十分納得しています。しかもちょっと(かなり?)苦手な米系航空会社を使わずに済んだところも大満足です。
ちなみに、同じサンタクルス号の3泊4日クルーズ(ただしメインデッキ。私たちのより下のクラス)で、コンチネンタル航空利用の9日間というツアーが約70万円で出ていました。必要な空港諸税などが含まれないでこの値段… 当然、我々がしたNY、LA、ガラパゴスホテル滞在などのオプショナルツアーはありませんし、ヒューストンでトランジット宿泊して1泊無駄にしますので、正味8日間ですね。やっぱりガラパゴスのパッケージツアーは高いです…
*二人ならクルーズ船やホテルは安いのですが、1人参加の場合は追加料金がかかりますのでさらに割高になります。

調べていて分かったのですが、年々クルーズの料金が上がっています。数年前と比べると1.5倍前後になっていると感じました。ガラパゴスの物価や、ホテルの値段も上がっています。少なくとも、今後下がることはないと思われます。

それから、見落としがちですが、「チップ」が結構な額になります。クルーズ船のナチュラリストガイドには1日当たり6ドル、3泊4日なら18〜24ドルを支払うことが目安になっています。これは乗客1人分が支払う額ですので、2人参加ならその倍です。同様に、クルーズ船のスタッフには1日2〜3ドルの計算で支払います。サンタクルス号では、最終日に「チップ箱」がロビーに置かれ、それぞれに入れて行きます。レセプションでカード払いも取り扱ってくれます。
日帰りクルーズで乗った船にも、同じような箱が置かれていました。チップの目安は、大体5ドル位のようでした。
また、街中のレストランや、タクシーなどでも必要になります。1ドル札を多めに用意していったほうがいいでしょう。私たちはアメリカでのストップオーバーもあったため、30枚の1ドル札を用意しましたがすぐになくなりました。チップだけで1万円近く使ったと思います。


*トラベラーズチェックは、一部の高級クラスのクルーズ船やホテルを除き、殆ど使用できません。安いお店はほぼ現金のみの取扱です。街でキャッシュディスペンサーのキャッシングは可能です。現金の持ち歩きは不安ですし、レートもキャッシングが一番よいので、私はいつもこれを活用しています。
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私たちの持ち物リストを載せておきます。旅行に必要なものはいつも大体同じなのですが、今回クルーズで必要だったのは「防水のバッグ」と「酔い止め」、逆に必要なかったのは「ディナー用のジャケットやワンピース」と「虫除けと虫さされの薬」でした。
服装は、基本半袖短パンでOKです。ガラパゴスは赤道直下ですから暑いのですが、クルーズの船内は冷房が効いていて寒いこともあり、g.u.で買った安いストールが大変活躍しました。これがなかなか優れもの。ボタンでポンチョのように留められ、ずり落ちないのです。これは機内でも、「永遠の春、キト」でも使用しました。

それから、クルーズ船では環境に配慮した石鹸やシャンプーを備え付けてありますが、髪がバサバサになるのが心配…という人は、自分でリンスだけでも持っていったほうがよいようです。(でも、食酢を薄めてかければ、たいていはバサバサしません。)私は、なぜかガラパゴス滞在中に髪がつるつるさらさらになりました。おそらく海水のろ過水を使用しているため、水がミネラル成分に富んでいるからだと思います。

私は普段から、シャンプー・石鹸類すべてを無添加でできるだけ自然なものを使用しています。こちらを持って行きました。
 ・全身シャンプー スピカココS(マイルド)…緑のパッケージ(S)は、他の石鹸シャンプーのようなバリバリ感が出ません。
 ・固形せっけん 太陽油脂 パックスナチュロンソープR… 香りがラベンダーでいいです。顔を洗っても大丈夫。
 ・洗濯せっけん arau アラウ(液体) …こちらもラベンダーの香り。主人の合成洗剤アレルギーもでません。

ガラパゴスに行くのですから、環境にもやさしいものを使いたいものです。
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2009年から、アメリカへの入国または経由する場合は「ESTA」を申請しておかなければなりません。
ESTAはアメリカ滞在の場合だけではなく、トランジットの場合でも必要です。アメリカは、トランジットでも一度入国審査を受け、手荷物をすべて受け取らなければならないためかと思われます。つまりドコへいく場合でも、アメリカを経由したら一端入国をしなければならないのです。
ESTAの申請を忘れると、入国も出来ず、したがってエクアドルにも行けません。上記リンクサイトからウェブ上で申請できますし、一度申請すれば2年間有効です。
旅行が決まったら、早めに申請しておきましょう。
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