旅慣れた方には周知の事実ですが、ここでマイルについて書いておきます。 南米へのフライトは、時間もお金も非常にかかります。しかし、大きなオマケが付いてくることを見逃してはなりません。 それが「フライトマイル」です。フライトマイルとは、一種のポイントのようなものです。航空会社の会員に登録することで、搭乗ごとの飛行距離により加算されます。長距離のフライトならば、それだけ沢山貯まります。 また、クレジットカード機能の付いた会員カードなら、カードのお買い物ポイントをマイレージとして加算することも可能です。近年、買い物だけでマイレージを貯めて、タダで旅行に行くような人のことを「陸マイラー」なんて呼びますね。貯まったマイルは様々な商品と交換できますが、実は一番交換率がいい商品は「その航空会社の搭乗券」なのです。 今回、私たちが利用したJALとLANは、提携航空会社です。提携航空会社は、同じマイレージプログラムに加盟しているため、どちらの便でもマイルを加算することが可能です。また、貯まったマイルも、提携航空会社の搭乗券に変えることもできます。 ちなみに、南米という最長の旅程であった今回のフライトマイルは、一人15085マイルも貯まりました！さらに、航空券をJALカードで購入しているため、ショッピンマイルが1人分で約2100マイル、毎年の初回搭乗ボーナスとして2000マイル、その他JALカード搭乗ボーナス3049マイル、ネット予約500マイルが加算されています。 この旅行だけで、なんと一人22734マイル、二人分で45468マイル。20000マイルで、中国・香港・台湾・フィリピンなどの往復航空券に、40000マイルでは、実にハワイやオーストラリアへの往復航空券一人分に交換できるマイルです。1度の旅行で2度おいしい！それがマイルなのです！！JALが少々高いとはいっても、今回の航空券は極端に変わりませんし、全然元が取れちゃってます。 ＊ただし、我々は正規割引航空券をネットで購入したJALカードCLUB-Aショッピングプラス会員ですので、フライトマイルが100%加算された上に、様々なマイルが加算されていますが、一般会員はフライトマイルが50〜70％の加算率で、カード払いの加算率も低くなります。マイルの積算には複雑な条件がありますので、航空会社や旅行会社に聞いてみましょう。 また、各アライアンスの加盟航空会社を下記に記しておきました。南米によく行くつもりなら、ワンワールドかスカイチームがよさそうですね。 これまたご参考に…　　（太字はエクアドルへ行くのに利用できそうなキャリア） ワンワールド 日本航空、アメリカン航空、LAN航空、ブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック、イベリア航空、マレブハンガリー、ロイヤルジョルダニアン スターアライアンス 全日空、エアカナダ、ユナイテッド航空、USエアウェイ、シンガポール航空、エアチャイナ、ニュージーランド航空、オーストリア航空、ブリティッシュ･ミッドランド航空（bmi)、エジプト航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザ、スカンジナビア航空、上海航空、スパンエアー、スイス航空、TAPポルトガル航空、タイ航空、トルコ航空 スカイチーム コンチネンタル航空、ノースウェスト航空、デルタ航空、アエロメヒコ、アエロフロートロシア、エールフランス、アリタリア、中国南方航空、チェコ航空、KLMオランダ航空、大韓航空、（アソシエートメンバーとして、ケニア航空、エア・ヨーロッパ、コパ航空） また、航空会社独自でマイレージプログラムを設定していることも多いのですが、そこで貯まったマイルは、同じアライアンスの航空会社に利用することもできますし、逆に加算もされます。搭乗券への交換の際に、少々不足した分はお金を払えば小額でマイルを購入することも出来るものもあります。ただし、事前にどちらのマイルを貯めるか申請が必要だったり、加算率が変わったりしますので、規定をよく読んでおく必要があります。 同じ国に何度も行くなど、常に同じ航空会社を使う人は、加算率がややよかったりする航空会社独自マイルを利用することが多いようです。 また、米系航空会社は日本を経由してアジア各国へ行く便が多いので、アジアやミクロネシアへの旅行が多い方は米系もよいようです。 色んなところに行きたいと思っている人は、日系の航空会社が加盟しているプログラムがいいでしょう。なぜなら、日本から出発するのですから、便がある可能性が一番高いのは日系だからです。 ちなみに私は、ワンワールド（JALのJMB）、スカイチーム（大韓航空、ノースウェスト）に入っています。 ↑このページのtopへ

航空会社別ルーティング